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【研究・提案活動のページ】
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長岡GIS研究会では、地理空間情報に関連する技術の習得、データの有効的な利活用方法などについて、 平成18年10月の任意団体としての設立以来、研究・提案活動を継続して行っております。
ここでは、特にWEBで情報公開すること可能な研究成果について、YouTubeでの動画・GoogleMapでの地図
等の形で公開し、ご紹介しております。
どうぞご確認ください。 |
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<< 研究結果(抜粋) >> |
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長岡観光WEBマップ
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平成26年度実施の“モバイルGISの利活用”で得た知識・技術を応用し、長岡市内にある名所や旧跡など
観光地とオススメポイントをご紹介する地図を作成しましたので、ご紹介します。 |
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作成年月 |
平成28年7月
※マップ上データは、調査時点のものです |
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アプリケーション |
ESRI ArcGIS(Basic) v10.2 |
データソース |
長岡市内 名所・旧跡等観光情報
(現地調査による) |
作成成果 |
調査地図のWEB公開
長岡観光マップ
GoogleMyMap利用マニュアル(改)
→ 業務部会において情報共有
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概略説明 |
“モバイル端末を使用した円滑な情報収集技術の習得” & “研究会ホームページからの継続的な情報発信”を目的に、平成28年度は、長岡市内に存在する名所・旧跡などの観光情報をテーマにして研究活動を行いました。
【データの収集】
Windowsモバイル端末とArcGIS Mobileを組み合わせた平成26年度の研究『モバイルGISによるデータ収集』での経験と技術を応用し、今年度はデータ収集のメインツールとして、スマートフォンやGPS機能付きデジタルカメラを使用しました。
業務部会員のそれぞれが、各自オススメの観光地でジオタグ(GNSS測位による緯度経度情報)付きの写真を撮影し、ArcGISで点データへ変換した後、観光地のオススメポイントや地元住民だからこそ知っている裏情報などを、GISの属性データへ記載しました。
【データの公開】
業務部会員各自が作成した観光情報GISデータを集積し、平成27年度の研究『GoogleMapマイマップでの情報公開』による手法・技術を用いて、インターネットを通じて公開可能な形式(Google KML形式)へ変換しました。
昨年度、当研究会のマイマップにレイヤ『長岡コインパーキング』を登録し、情報を公開しておりますが、そこへ新たなレイヤとして『長岡観光マップ』を追加登録した形となります。コインパーキングと観光地の情報を合わせ、お出かけされる際のお供にしていただければ…と思います。
【今後の活動について】
今年度は93件の観光情報を登録しましたが、来年度以降も拡充を図ってゆきたいと考えております。
また、写真へ位置情報を手軽に付加する事ができるスマートフォン等の端末は、近年、ずいぶん身近なものとなってきました。
このジオタグ付き写真とGISを組み合わせた視覚化は、災害発生直後の応急対応期(特に失見当期)における“現状を把握し、必要な支援を行うための手法”として有益であるように感じます。この手法について継続的に検討を進めてゆきたいと考えております。
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長岡コインパーキングマップ
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長岡市中心市街地において、現地における調査・WEBでの情報収集により駐車場等の地図を作成し、作成
した地図情報をWEBを通じて公開する手法等について、ご紹介いたします。 |
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作成年月 |
平成27年10月
※マップ上データは、調査時点のものです |
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アプリケーション |
BlueTrend XA 2015
ESRI ArcGIS(Basic) v10.2
Adobe Golive CS2 |
データソース |
駐車場データ(現地調査等による)
国土基本図2500 |
作成成果 |
調査地図のWEB公開
長岡コインパーキングマップ
GoogleMyMap利用マニュアル
→ 業務部会において情報共有
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概略説明 |
“誰にでも判りやすく、地図情報をWEB上で公開する技術の習得”を目的とし、平成27年度の研究を行いました。また、研究テーマには“長岡市中心市街地のコインパーキング”を選定し、作成しています。
【データ作成について】
当研究会は測量会社の集まりということもあり、コインパーキングマップのGISデータ作成に日頃より使用している測量ソフトを活用できないかと考え、GISソフトとの互換性を検証しました。その結果、データの一部ではありますが、作成できることが判り、今後の研究活動や業務での活用が可能であると実感しました。
【ベースマップについて】
本研究の目的でもありますが、“誰にでも判りやすく”するための手法として、ベースマップには世界中で利用されている“GoogleMaps”を選びました。その中に“マイマップ”という機能があり、GISソフトから出力した“KML形式”の地図情報データを読込ませるだけで、簡単に自分だけのオリジナルマップを作成できます。また、このマイマップ内でもデータの作成・編集が行えるので、GISソフトを使用しなくてもデータ作成が可能です。ただ、簡便に一般公開できる反面、世界中の不特定多数が閲覧できるので、データの取扱いには細心の注意が必要だと感じます。
【ホームページでの公開】
“GoogleMapsマイマップ”で作成した地図を、ホームページ上で公開するための手法を検討しました。こちらもマイマップの機能を利用することで簡単に組み込めることが判りました。
【マニュアルの作成】
本研究で判ったこと・学んだことをマニュアル等にし、次年度の研究活動に生かせるよう、当研究会内で情報共有を行いました。
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モバイルGIS端末を使用したデータ収集
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ハンディGNSS端末に用いられている技術&モバイルGIS製品を活用する技術、それぞれを習得しながら
研究した“GIS的な現地データ収集”について、メリット等を交えながらご紹介いたします。 |
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活動期間 |
平成26年4月から1年間 |
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アプリケーション |
ESRI ArcGIS(Basic) v10.2
ESRI ArcGIS Mobile v10.2 |
使用機器 |
ニコン・トリンブル Trimble 3B |
データソース |
街区基準点CSV(長岡市HP公開データ)
国土基本図2500 |
作成成果 |
モバイル製品 使用方法マニュアル
→ 業務部会において情報共有
基準点現況(JR長岡駅東部 1km×1km)
→ 長岡市道路管理課へ状況報告 |
概略説明 |
“紙地図とコード集を持って…”という従来の調査手法を、GIS的な調査手法にリプレースするための手法を検討することを主たる目的に、平成26年度は研究を行いました。
【モバイル端末について】
当研究会で導入したモバイル端末“ニコン・トリンブル Trimble 3B”はGPS+GLONASS衛星の信号を受信可能で、この補正はD-GPSとなっています。
このため、基準点測量のように厳密な位置情報を求める測量用途には不向きですが、機器に搭載されているカメラとの連携により、撮影した写真にジオタグを付し、位置情報付きの写真を残すことが可能です。
【ArcGIS Mobileについて】
WindowsMobile上で稼働する、現地調査に適したArcGISのモバイル製品です。
ArcGISのデスクトップ製品ほどの編集・解析機能は用意されていませんが、背景図の設定から調査用データベース(データを入れる器)の用意までをデスクトップ製品で行い、モバイル端末へのデータ移行後は、現地調査を即時開始することが可能です。
【メリットなど】
予め背景図を用意しておけば、データベースの作成後、すぐに現地調査を開始することが可能です。
データベース内にコード集を入れておけるため、調査員は紙の資料類から解放され、状況などの調査項目はデータベース内に予め用意してある選択項目から一つを選ぶだけで済みます。
また、GNSSとの連携により、調査箇所への案内・ジオタグ付き写真の撮影など、位置に関する手間を減らすことができます。
対象数量や対象面積など、調査に関する諸条件が厳しくなってゆくのに比例して、モバイルGIS端末を調査に投入するメリットも大きくなってゆくように感じます。
ArcGIS Mobile用のデータ作成マニュアル・GNSS端末の使用マニュアルを作成し、業務部会で情報共有を行いました。 |
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2mメッシュ標高データの利活用 ver.2
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平成19年7月に作成した“2mメッシュ標高データの利活用 ver.1”を受け、平成24年9月にver.2として
作成した研究成果“2mメッシュ標高データの活用事例の第2弾”をご紹介いたします。 |
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作成年月 |
平成24年9月 |
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アプリケーション |
ESRI ArcView v9.3.1
Microsoft PowerPoint 2010 |
データソース |
2mメッシュ標高データ(中越)
国土基本図2500 |
作成成果 |
JR長岡駅周辺 4km×3kmの範囲における
1) 標高の着色図
2) 周辺平均標高との標高差の着色図
※右の画像のリンク先で動画をご覧いただけます |
概略説明 |
“平成23年7月末 新潟・福島豪雨”における実際の経験も加味しながら、翌年 平成24年、水害に対する『平常時の準備』、『非常時の活動』について業務部会で検討し、各自が様々なアイデアを挙げました。
ですが、いま一度原点に立ち返り【2mメッシュという精細なデータを使うからこそ見えてくる微地形】を効果的に視覚化するための解析や視覚化の手法を再検討することとしました。
〜 動画中盤 〜
GISで一般的に用いられる手法で“傾斜”を視覚化しています。
全体的な視点から“地域の傾斜”を把握するには向いている手法ですが、局所的な視点から“土地の高低差”を把握するには不向きな手法です。見てくださる個々の方に、グラデーションが持つ意味を理解するGIS的な能力が必要となります。
〜 動画後半 〜
特定箇所の標高と周囲の平均標高の差を計算で求めて“土地の高低差”視覚化しています。
先の手法とは逆に、局所的な視点から“土地の高低差”を把握するのに向いている手法です。今回は各2mメッシュポイントとその1km範囲の平均標高の高低差を求めていますが、300万点もの点群データを処理するための工程と時間が必要になるものの、高低差を比較的容易に理解していただけるかと思います。
これについては、平成24年9月 GISセミナー“全国縦断 地理空間情報活用促進セミナー2012 in 新潟”において、パワーポイントで事例紹介を行いました。 |
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2mメッシュ標高データの利活用 ver.1
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平成16年7月新潟・福島豪雨 ならびに 新潟県中越地震(H16年10月)を契機に作成された高精度な
数値標高データ“2mメッシュ標高データ”を使用した研究成果をご紹介いたします。 |
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作成年月 |
平成19年7月 |
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アプリケーション |
ESRI ArcView v9.3.1
Macromedia Flash v8 |
データソース |
2mメッシュ標高データ(中越)
数値地図2500 |
作成成果 |
JR長岡駅東部を中心に、低地から着色するFlashアニメーション
※右の画像のリンク先で動画をご覧いただけます |
概略説明 |
長岡市においても、一級河川信濃川ならびに支川における洪水ハザードマップが作成され、市民へ公開されています。しかしながら、河川が氾濫しない場合でも、局地的な降雨(ゲリラ豪雨)によって都市浸水被害が発生し、このことはテレビなどのマスメディアによって報道されています。
そこで、当研究会では河川氾濫とは視点を変え、
・周囲より低い土地や道路など溜浸水しやすい箇所の把握
・アンダーパスや地下施設の把握
・避難施設の有効性等の検証
などについて、中越地震を契機に作成された“2mメッシュ標高データ(中越)”をArcGISで解析し、検討を行いました。
ここで公開している動画は“効果的なビジュアライゼーション(視覚化)”についての一成果ですが、標高の値が低いポイントから高いポイントへ徐々に着色してゆくことで、区域における土地の高低を判りやすく表現できたかと感じています。
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